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アイスキャンディ作成 [八ヶ岳]

昨日は赤岳鉱泉のアイスキャンディ作成に行ってきました。
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松本のエッジ&ソファで多賀谷会長とボルダリングで前夜祭。

アイスキャンディ作成はこの時期の定例行事です。
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10何年もやっていると、だんだんみんなも手慣れてきて、早く良いものができます。
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日本を代表するアルパインガイドが揃う珍しい行事です。
この場に呼んでもらえることが、本物の山岳ガイドの証明であり、ガイド証よりも価値があると言う人もいるくらいです。
私は毎秋のネパール遠征と重なることが多いので、半分くらいしか参加できていませんが・・・。

いつも同窓会みたいに楽しくやっています。
クライミングや山の話も刺激になり、貴重で心地良い時間が流れます。
充分に山で鍛えてからガイドになった者だけが持つオーラがあり、身のこなしだけでプロガイドと解る人達でいいなぁと思います。
「試験制度になってから頑張って山岳ガイド資格取りましたからエライ!」
「雪崩や野外救急法の資格取りました!」
みたいなアピールが必要なガイドさんとは違います・・・。

さて、いよいよアイスクライミングシーズン到来という雰囲気になってきました。
11月末になると八ヶ岳から登れるアイスルートが凍って来ます。
しかし、シーズン初めは氷も安定せず、プアプロテクションなので自信のない方は、アイスキャンディで身体を慣らしてから取り付きましょう。
初日にアイスキャンディ、2日目にアイスルートへ行くのがお勧めだと思います。

今冬もたくさんの方が赤岳鉱泉のアイスキャンディを使って、アイステクニックを磨き、安全な型を作って、様々なアルパインアイスルートにチャレンジしてくれたら良いなぁと思います。
決して、アイスクライミングは敷居が高いものではなく、それぞれのレベルで楽しめるインフラもできています。
道具のレンタルも充実していて初めての方でも必ず楽しめますので是非、先入観を捨ててチャレンジしてみましょう。
私もそろそろ、冬モードにスイッチを切り替えねばなりません!


鉾ヶ岳&戸隠西岳縦走→奇妙山フリークライミング [頸城]

この週末は鉾ヶ岳&戸隠西岳縦走という贅沢プランのガイドだった。
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金曜夜は親不知観光ホテルで蟹尽くし料理を。
日本海のダイヤ、富山湾の紅ズワイガニを嫌というほど堪能した。

土曜の鉾ヶ岳は、天気と睨めっこだったが、結局心配なく終わることができた。
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鉾ヶ岳は日本海を目の前にした展望が楽しみで、私の大好きな山である。

今回は島道鉱泉ルートから上がったので、いくつか沢の横断、登り返しの急登で体力を消耗する。
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紅葉もまずまずだった。

鉾ヶ岳山頂からは火打や焼山、海谷山塊などが見える。
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やはり、鉾ヶ岳は厳冬期にガイドしてみたい山だ。

下山後は翌日の戸隠西岳縦走のために、戸隠へ移動。
夕方、鏡池まで様子を見に行く。
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本院岳ダイレクト尾根。
正月に登ったのが懐かしい。

戸隠西岳縦走は、私の大好きなガイドルートのひとつで、最も得意とする山だ。
過去何度も催行しているが、それぞれ思い出深い山行となっている。
しかし、土曜夜の戸隠はまとまった雨が降り、日曜は冬型の天候。
朝5時にホテルを出発したが、車のフロントガラスは凍り、風は20m以上吹いている。
鏡池へ行ったが、とてもP1尾根を登れる状態にはなく、中止した。

そこで、乏しいクライミングギアで奇妙山へ。
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ここでフリークライミングを楽しむがとても寒く、手の感覚がなくなる。

それでもいろんなルートを登り、楽しむことができた。
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クライミングは大切な登山技術のひとつだが、そんなことより単純に楽しい。
なんで、こんなに楽しいのだろう!

遠く見える北アルプスはどの山も白く、完全に冬を迎えた。
なんだかワクワクする風景だ。





毛勝山西北尾根 もう雪ですね~ [剱立山]

今日は魚津の名山・毛勝山西北尾根に再び行ってきました。
登山口からの急登をこなし、稜線に乗ったら小雨が降って来ました。

雨自体は大したことないのですが、展望が売りの毛勝山で何も見えないのは辛いです。
こうなるとただの修行です。
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時折見える紅葉がせめてもの救いです。

気分も重いので足取りも重く、かなり時間が掛りました。
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頂上直下は新雪と氷。
たぶん、今週末降りそうな雪で今後はアイゼン、ピッケルが必要になるでしょうね。

頂上からは何も見えず。
カラ元気!
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魚津市が立てたらしい新しい看板が良い記念になりました。
ピカピカです!

見えるはずの剱北方稜線や後立山の数々。
全て幻です。

また来春でもスキー履いて、来ましょう!

ちょっと冷えたので。
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魚津の名店「はじめ家」で家系ラーメンにて温まりました。
私は蕎麦を主張しましたが、時間的に営業していなくて、仕方なくラーメンです。


怪峰・星穴岳へ [妙義山]

今日は妙義山の星穴岳に行ってきました。

昨秋以来、一年ぶりです。
随分、ルートが安定しました。
寂しいくらい。。。
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射抜き穴への空中懸垂。
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さらに懸垂40m。

そして結び穴へ。
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星穴岳は懸垂下降が楽しいです。
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あとは踏み跡を追って沢と尾根を横断して轟岩へ出て終了。

ハンガーボルトがまた増えていました。
残置スリングやフィックスロープも増えています。
踏み跡もしっかり付いて、赤布も完璧。
数年前に比べるとルートが相当安定しています。

しかし、ワイルドさや探検的な部分は損なわれたような気がして残念です。
難解なルートファインディング、悪場でのクライミング、空中懸垂、沢の下降などが面白く、山慣れた一部の登山者が踏み込む領域だった気がします。
ルート整備をしてくれたガイドさんには、申し訳ないですがちょっとやり過ぎのような気がします。

使わなければ良いということも言われますが、正直あると興醒めなのです。
難しい問題なのは解っていますが、個人的には残念です。

まだ妙義には御岳東稜、西大星など悪い大物バリエーションがあるので、そこで楽しみましょう!

帰りには。
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蕎麦です。

最近、体調を考え、ラーメンは控えています。
粋な蕎麦通になろうと思います。


Birthday in Ogawayama [国内クライミング]

この週末は小川山へ。
夏の間はほとんど剱周辺ガイドなので、久しぶりのクライミング。
17日は天気が心配されたが、そこは雨に強い小川山。
まったく問題なかった。
5名のお客様と秋晴れの小川山を楽しんだ二日間でした。
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ナナーズで朝集合した時は、雨が時折パラついたのだが、テントを張って様子を見ていたら、どんどん好天に向かって行った。
少し濡れているかなとスラブ状岩壁に行ったが、まったく問題なく乾いていた。
上の岩場へ行って、各ルートを楽しみながら登り降りした。
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懐かしい顔もたくさん見られて、こういうところが小川山は良い。

近年、仕事中心になってしまって、まるでダメだ。
もう少しクライマーとして生きたいなぁと思う。
やはり、小川山や瑞牆に行かないとダメだなぁ。
富山からは5時間掛るが、行くだけの価値は充分ある。

10月18日は私の誕生日なので、お客様が祝ってくれました。
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焚き火を囲んでの楽しい一夜、ありがとうございました。
もう、53歳になってしまいました。

翌日は光輝く屋根岩へ。
紅葉も綺麗な中、ソラマメスラブへ。
なぜか、下の岩場は激混みで。
上は誰もいませんでした。

やわらかソラマメとソラマメをまずは登ります。
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スラブは久しぶりだとどんなに低グレードでも怖いですね。
トップロープ掛けにリードするのも緊張します。
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誕生日が命日って、よくある話しなので。。。
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でも、みんな楽しんで登っています。

この日のラストは「帰ってきたタジアン5.11b」 Kaoruさま撮影
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やっとスラブに身体が慣れてきました。

小川山、まだまだ登れますね。
というか、これからが季節ですね。
紅葉も最高!


剱見るなら赤谷山 [剱立山]

今日は赤谷山へ行きました。
馬場島から標高差1500m超を日帰りするので強いお客様と。
ブナグラ谷を登ります。
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バックには白き大日連山が。

渡渉を何度か過ぎると標高がグングン上がります。
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谷の紅葉もまずまず!

沢が涸れ、堆積した岩を過ぎると峠です。
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赤谷山は右へ。

正面は圧巻の後立山連山。
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白馬三山も白く輝いています!

峠から赤谷山までは実に長い。
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頂上へ出るといきなり剱が飛び出ます!
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皆さん、景色に大満足。

今まで、北方稜線などいろいろ剱のバリエーションを登ってきた方々なので、剱が見えると感慨深いでしょう。

帰路は往路下山。
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美しい紅葉の谷を降ります。

秋晴れの赤谷山は最高です。
まだまだ楽しめます!

ところで、いろいろと問題があった裏剱を最後に中日ツアーズを離れることになりました。
ご参加いただいたお客様方に感謝の気持ちでいっぱいです。
今までの反省を基に、新たな取り組みを始めます。

晩秋の八ヶ岳へ [八ヶ岳]

この三連休はシーズン最後の剱岳バリエーションを楽しむ予定でしたが、剱に雪が付き中日の天気予報も悪いことから八ヶ岳へ転進しました。
初日は赤岳鉱泉へ。
もし、天気が良ければ小同心クラックから、悪ければ大同心稜から縦走して黒百合ヒュッテまでというプランで臨みました。

赤岳鉱泉は、やはり自分の家のように落ち着きます。
お風呂に入って、生ビールを戴きました。
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ガイドは宮永さんがいました。

翌朝はまとまった雨と強風で稜線に出ることはできません。
食堂を借りてロープワーク講習を。
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高橋摂ガイドの解りやすい講習です。

他人の講習を聞くのもいろいろ考えることがあり、良いものです。

美濃戸に下山して、唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテ入りとなりました。
ここもリラックスできる家のような山小屋です。
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夕食準備でスタッフが忙しいので受付に座りました。

けっこう、いろんな人が登山相談に来ます。
売店も忙しいし。
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楽しいスタッフさん達と一夜を過ごします。

ふとん部屋で寝ていたら、外からカギを掛けられ身動きできなくなり焦りました。

さて、3日目は朝から快晴。
稲子岳南壁左カンテへ行きます。
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強風で寒いがやはりクライミングは楽しい。

2年前に整備し、浮き石を落とし、ボルトもハンガーに打ちかえたが、随分たくさんの人を迎えているらしく、ルートは安定し初心者でも楽しめるアルパインルートになっています。
浮き石もほとんどなく、安心して登れます。
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景色は最高で、晩秋か新緑の季節に登るのが良いでしょう。

カムさえあれば、ルートを離れて難しいピッチも楽しめます。
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ここは既成ルートですが露出感もあります。
以前は大きな浮き石があったのですが、なくなっていました。

今回はゲストが5名だったので、アシスタントガイドをお願いしました。
無雪期は募集以上にゲストを迎えることも多いので、いろんな方にアシスタントガイドをお願いしています。
今回の方々は非常に良くやってくれました。
指摘されたことを受け入れて、修正しようという素直さがあります。
こういう人はどんどん伸びて行くと思います。

とにかく、経験を積むことでスピードは上がって、ガイドとしてより安定感が増します。
今の若いガイドを見ていると、とにかく悪場で遅い。(もちろん、凄い人もいます)
経験数とスピードはもろに比例します。
死なない程度に苦労する経験を積んで、熟練したガイドになって欲しいなと思います。
今の自分に満足する方は必ず消えて行きますから。
私もまだまだ新しい経験をたくさん積んで、引き出しを増やしたいです。





初めての御嶽登山 [御嶽]

10月7日はプチビラに前夜泊。
8日から御嶽へ登りました。
実は私、御嶽に登ったことがなく初めてなんです!

お客様2名とプチビラ鈴木一光氏同行で行ってきました。
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凄いデカイおにぎりを食していますね。

コースは敢えて長~い日和田ルートで。
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御嶽日和田北面ガリーと名付けた岩場を登って継子岳へ。

ちょっとしたプチバリエーションで楽しいルートです。

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この日はメチャクチャ風が強く、常時20m以上は吹き荒れていましたので飛ばされないようロープ確保が必要でした。

こちらは四ノ池です。
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美しい景色ですね。

五ノ池小屋へ。
支配人さんとは友人なので、再会を祝して乾杯!
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FBを一生懸命アップしてます。

実は8日の12時に摩利支天までが規制解除されたのだが、風が強すぎてこの日は登れず。
翌朝、登ることにした。
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でも、翌朝は雪が付き、風も強いまま。

残念だが、諦めて下山。
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五ノ池小屋の一夜は最高だった。
画像出せないくらい楽しかった~。

美しい三ノ池に挨拶して。
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下山開始。

エビのしっぽが。
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これだけ吹雪いたのです。

摩利支天です。
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今度来る時は冬に滑りですね。

ホント美しい御嶽でした。
なんだか南米のトレイルを歩いている錯覚があるくらい雰囲気が似てると思います。
皆さんも是非、訪れてください!



鋸岳から雨飾山へ [頸城]

10月4日は頸城の鋸岳から雨飾山への縦走のため、前泊で雨飾山荘に泊った。
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由緒正しき山旅館だった。

とにかく秘湯らしく。
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外の露天風呂は気持ち良かった。
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こじんまりとして癒される温泉でした。

内湯は混んでいて、さっさと出てきた。

翌朝は5時に出発。
まずは鋸岳へ。
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ドロドロの沢の渡渉もあり、なかなかワイルドな登山道です。

バックには雨飾山北面。
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さすが百名山の装い。

岩場の前でロープを繋いで、脆い岩稜を登ると。
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看板がない。風で飛んだのか?
三角点だけはあった。

こんな綺麗な樹木も。
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誰か名前を教えてください。

鋸岳から雨飾山に縦走する予定だったが、お客様にちょっとトラブルがあり、縦走を中止して下山することに。
まあ、いろいろあります!

帰路のブナ林にて。
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この界隈も秋は良いです。

焼山、昼闇山など滑るのが楽しみな山も見えました。
もうすぐです!

近くて良い山 毛勝山 [剱立山]

10月3日は毛勝山を登った。
この山は魚津から非常に目立つ山で、とてもカッコいい。
雪がある時期しか登れない山だったが、西北尾根が近年拓かれ無雪期も登れるようになった。
しかし、西北尾根は道標もなく、傾斜も急で状態が悪いと滑落の危険がかなりあるバリエーションに近いルートと言ってよいだろう。
日帰りだと11時間程度掛る。
私は昨秋に一人で5時間強だった。
藪慣れや脚力でかなり差が出る山だろう。

出だしから急登で、稜線に上がると僧ヶ岳が飛び出る。
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均整が取れた良い山だ!

1100mくらいを超えると傾斜も緩み、展望を楽しむ余裕も出てくる。
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しかし、幅の狭い稜線は緊張して進まねばならない。

バックは日本海。
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海と山、なんとも贅沢なロケーション。

頂上からは360度の絶景パノラマ。
この日は日本海からの強風がきつかった。
この御夫妻との付き合いも10年を超え、70歳を迎えられた。
まだまだ、山を楽しんでいらっしゃる。
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看板がなくなっていた。
一昨日の強風で飛んだのか?誰かが持って行ったのか?
残念!

ここから見る剱岳も綺麗である。
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毛勝三山、赤谷山、池ノ平山から登る北方稜線。

頂上から下り始めると。
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眼下にクワガタ池が見える。

日帰りでは最高ランクの疲れる山だが、御褒美は豊富。
このようなハイグレード登山は大好きだ。
こういう山にたくさん登って欲しいと思う。
今秋はあと数回この界隈を登ってみようと思う。