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立山の季節 [剱立山]

4月15日は立山黒部アルペンルートの全線開通日。
残念ながら悪天のため、富山側は終日運行中止になってしまいました。
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雨なので雪の大谷を見学に行きました。
今年は高さ17mで、高い部分が例年より長く続いているそうです。

翌日からは素晴らしい景色の中、立山の大きさを感じながら連日滑ることができました。
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まだ、朝は硬いですが日射の影響を受ける時間と場所を選べば最高です!
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これから11月までたくさんの方が事故なく楽しめますよう、私なりの立場で頑張ります!

雪を掘る楽しさ [剱立山]

この冬は思うところあり、富山県某所にて除雪の仕事をさせていただいている。
剱立山に活かされている身として、この裏方の仕事はいつかやってみたいとずっと考えていた。
このようなチャンスを与えていただき、関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

みんなで一つのテーマに向かって行うチーム作業はとても楽しいもの。
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池田ガイドから「おい、新人!」と呼ばれるのも快感になってきました。

雪をひたすら掘って落とす作業は、なかなか難しいが慣れてくると楽しい。

私は若い頃に雪崩に埋まったこと数度、クレバスやシュルントに墜ちて、何とか助かった経験から雪という得体のしれないものを徹底的に調べたいと思った時期がある。

学者や土木関係者しか入れてもらえなかった日本雪氷学会雪崩分科会に何とか頼み込んで登山者の肩書で入会させてもらった。
先生方に「雪を知りたければ、とにかくたくさん掘りなさい。」と言われたことを思い出す。
様々な雪を、様々な時期に、様々な場所で掘ってたくさん雪を見ることがいかに勉強になったことか。
カッコいい資格も何も持ってないし、今風のガイドラインはよくわからないけど、雪をたくさん掘ったことは今の仕事でベースとなるスキルとして活きている。

池田ガイドから「あんた、新人のくせにうまいぜー」と言われると嬉しい。

黒部の季節 [剱立山]

ここ数日は裏剱、下ノ廊下をグルグル廻っている。
剱岳周辺の山小屋も御前小屋を除いてはほぼ小屋締めとなった。
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仙人池ヒュッテも最後は酒もなくなって、スッキリ終わった。

しかしながら、仙人谷で滑落事故が相次いで嫌なシーズンだった。
下ノ廊下も開通はしているが、まだ整備中の箇所もあり、安定しているとは言い難い。
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別山谷周辺の雪渓はまだデカいのが残っている。
今は固定ロープが張ってあり、雪渓上を歩けるようにはなっているが、今後の降雨次第で雪渓状況が変わると通行が困難になることもあるだろう。

私はガイドなので、ピッケル、アイゼン、ロープは常に持って歩いている。
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今シーズンはオクトスのラチェット式10本爪アイゼンを使っているが、着脱がスピーディにできて便利だ。
アイゼン着脱が面倒だったりすると、必要な時でも「まあ、雪渓が短いからいいか」となりがちだし、アイゼン着脱が容易なことはその危険個所に滞在する時間を短く済ませることもできるので様々有利だと思う。
http://www.oxtos.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=002001000005&search=%A5%A2%A5%A4%A5%BC%A5%F3&sort=recommend
これで税込7180円なのでお勧めできると思う。
本格的な冬山にはもちろん使えませんが、部分的な雪渓や残雪には良いアイゼンです。
ちなみにチェーンアイゼンは傾斜の緩い氷などの硬いものには良いですが、柔らかい雪には効きません。

明日からまた下ノ廊下に行きますが、とにかく距離が長いので安定した歩行技術とある程度の岩慣れは必要です。
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距離が長いので、コースタイムは登山者に寄って大きく差が出ます。
早いお客様だとダムから4~5時間で阿曽原小屋到着することもあるし、遅いお客様だと10時間掛かることもあります。
携帯電話も使えませんので、それなりの覚悟と準備が必要です。
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ちなみに秋のトロッコは非常に寒いです。
せっかく山から安全に降りてきても、ここで低体温になったら馬鹿みたいです。
昨日も前に座った男性が、欅平で温泉に入ったらしく、髪の毛がびしょ濡れのまま、Tシャツで乗り込んできて凍死しそうになっていました。

私も若い頃、奥鐘山を登れると嬉しくて、開放感からトロッコでビール宴会をして、トイレが我慢できず膀胱が超痛かった辛い思い出があります。

美しいものには棘がある [剱立山]

10月に入り剱立山も晩秋に入りました。
この時期になると人気があるルート「裏剱」に行ってきました。
初日は室堂から仙人池ヒュッテまで。
風が冷たく、剱御前小屋から剱沢に入ると登山道の所々に氷が張り付き注意が必要です。
剱澤小屋に寄り、鍋ラーメンをいただき暖まりました。

剱沢はまだ雪渓が安定していますが、薄いところもあり、地形を熟知していないと隠れた罠にはまる登山者もいるでしょう。

真砂沢ロッジも傾きがなくなり、新オーナー坂本心平氏を迎えて安定を感じました。
三ノ沢は雪渓もほぼ消えて、スムーズに通過できました。
仙人新道は紅葉がまだイマイチかなという感じでした。

仙人池ヒュッテは混んでいました。
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朝焼けもあまりなく、赤く染まった裏剱は見ることはできませんでした。

二日目はゆっくりと7時20分過ぎくらいに出発。
仙人温泉小屋手前の雪渓は、まだ厚みがありますが、薄い箇所もありルート取りが問題です。
ロープを結んで慎重に渡ります。
先行者は8人で一緒にピッタリくっ付いて雪渓に乗っていてビックリ。

雲切新道は快晴の中、状態も良く快適に降りることができました。
正午過ぎた頃に阿曽原温泉小屋に到着。
誰もいない小屋で素麺をいただいたりして、まったりしました。
2時間経っても、仙人池ヒュッテから出発した登山者が誰も来ないので心配になりました。

三日目は朝4時半に出発して、折尾大滝の前で朝弁当を食べて、写真を撮りながらゆっくりと水平歩道を歩いて、無事に欅平に到着。

二日目は仙人池ヒュッテをゆっくり出発しました。
先行した登山者をたくさん抜いていきましたが、高齢の方が多くとても不安を感じました。
私達が通過した直後、仙人温泉小屋手前の雪渓前で滑落死亡事故がありました。
これが一昨日の話。
そして、昨日もほぼ同じ場所でツアー登山の滑落事故があり、こちらは重症。

他にも別な滑落事故があったようです。

小屋内で他パーティの話を黙って聞いていると、剱沢雪渓の下降と雲切新道のことばかり気にしているようですが、私がいつも一番不安に思っているのは、仙人池ヒュッテから仙人温泉小屋の間のことです。
ここをどういう時間帯に通過し、どうようにお客様の安全を確保して通過するか、前の晩に夢に出るくらい不安です。
お客様をお連れする際に、このザレたトラバースを不安なくスピーディにこなせる歩行技術がある方のみお連れします。
もう少し、仙人池ヒュッテから仙人温泉小屋の間に対して危機意識を強く持つべきだと思います。

剱沢雪渓下降と三ノ沢通過は誰でも客観的に危険だと感じますが、上記の間はほんの数歩の悪い場所が隠れた危険です。
雲切新道は拓かれてから随分年数も経ち、かなり安定したと感じます。

話は変わりますが、最近感じるのは、おしゃべりしながら歩く登山者が多いこと。
草原のハイキングじゃあるまいし、しっかり歩行に集中して歩いて欲しい。
美しい裏剱や黒部渓谷の自然を味わいながら安全に歩いて欲しいと思います。

情報が蔓延したこの世で、自分で考えて行動できる登山者が少ないように感じます。
たくさんの情報から真実を読み取る力も必要です。
小屋内で他パーティの登山者と話していると、気にしているポイントがズレてるなと感じること多々です。
私が世間とズレているのかもしれないですが。

みなさん秋の剱岳に行きましょう [剱立山]

最近は秋晴れが続いている剱岳です。
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ちょっと寒い日もありますが、夏のような渋滞もなく、小屋も空いているし、秋風も爽やかです。
気温が低いので、岩のフリクションも良く効きます。
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そして何より紅葉がとても綺麗です。
剱岳の小屋は10月連休まで営業しております。(必ず予約してください。)
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私も明日からのオーストラリアクライミングが中止になりましたので、ガイドスケジュールがバッチリ空いております。
今からがお楽しみの剱立山にたくさんの方に来ていただきたいと思います。
是非お問い合わせください。
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剱の6日間 [剱立山]

東京から最終新幹線で富山に帰り、翌朝からアルパインツアー早月尾根へ。
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しかし、三日間雨が降り続き、早月小屋から上に行くことはできなかった。

下山後、翌日からアルパインツアー別山尾根へ。
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この三日間はずっと晴れっぱなし。
明暗を分けた六日間だった。

今回はツアー登山だったが、お客様10名に4名のガイドでなんとも安心感があるツアーだった。
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六日間一緒だった大先輩の熊田ガイドとは初めて組ませていただいたが、美しいロープ扱いと安定感あるガイディングはとても勉強になるものだった。
私は基本的に個人ガイドしかやらないので、独善的になることを心配しているが、お手本を目にして、自分のガイディングを見直すことができた。
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私以外の三名のガイドは経験豊富な実力者で、それぞれの特徴を活かしたガイディングでお客様も安心感と楽しさを感じていたようだ。
職能範囲を逸脱し、適正ガイドレシオをオーバーした危険なツアー登山を今シーズンもたくさん見てきたが、それらとは正反対の良いツアーだった。

私はアルパインツアーの仕事は初めてだったが、とても有益な六日間を過ごすことができた。

平成29年9月9日は剱岳の日。
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この日を剱沢小屋で過ごせたことはとても嬉しかった。
立山ガイドがたくさん泊まっていて楽しい夜を過ごすことができた。
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この悪天続きの夏もなんとか隙間を縫ってのガイドが続くが、あと僅かな剱岳シーズンを毎日慎重に丁寧に進めて行きたいと思う。

今日は剱岳の日 [剱立山]

9月に入り朝晩涼しくなった。
季節の変わり目、体調に気をつけましょう。
相変わらず天候は晴れ続きとは行かず、登れる日が少なくて、山小屋に停滞する日もあり、なかなか悩ましい日々。
今日はいよいよ2999の日。
私も剱沢小屋へ上がります。
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この週末は秋晴予報ということで渋滞がありそうだが、そこそこでお願いします。

歩美 剱岳への挑戦 [剱立山]

8月27日は8歳の歩美と剱岳へ向かった。
立山駅へ行ったら駐車場も満杯で、チケット購入に炎天下で並んで1時間掛かった。
中の高男さんの店でソフトクリーム食べて待ってなさいと言ったのだが、パパと一緒がいいと。
2時間待って、やってケーブルカーに乗り込んだ。
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疲れてバスの中では爆睡。

剱岳へ登るということにかなり緊張していた様子だったが、26日から好天が続くと解って急遽27日から入山が決まった。
「ちょっと怖い」と時々口にしていた。

でも、2歳からクライミングを始め、スキーや野球もかなり頑張ってきたので、他の子供達よりかなり体力も技術も優れているという私の判断だった。
5歳の時には室堂から雄山山頂まで1時間40分で登り、余裕も感じていた。
そして、私がロープを付けて確保しながら登るので、別山尾根は問題ないだろうと考えていた。

室堂に到着して、水を飲みながら、ゆっくり出発。
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階段の段差がちょっと辛かったようだった。
気温も高く、風もなく、かなり暑く感じる日だった。
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休憩も頻繁に取りながら、いつものペースではないなと感じていた。
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ママが作ったオニギリを食べて、お茶を飲みながら。

剱御前小屋でカルピスウォーターをもらって元気が出たようで、剱沢の山岳警備隊に寄ってから剱澤小屋に到着。
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室堂から約3時間だった。

私は基本的にガイド登山の時も雷鳥沢キャンプ場から剱御前小屋まで2時間以上掛かる方は、別山尾根のガイドは中止にしている。
老人であろうが、子供であろうが、2時間以上掛かる人は剱岳に登る準備ができていないという判断ルールを持っている。
それは私の経験則の中でのルールで、何時間掛かっても剱岳に連れて行くというガイドはたくさんいるので、その方にお金を払って行っていただければ良いということ。
歩美はちゃんと範囲内で登ってくれたし、それはまったく無理のない想定内のことだった。

剱澤小屋にはたくさんの人がいて、仲間のガイドや友人達から歓待を受けた。
ちょっと興奮し過ぎかなという印象があったが、いつも通りの歩美だったので心配はあまりなかった。
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山岳カメラマンの亀田氏からいろいろ教わって嬉しかった様子。
お友達がたくさんできたと喜んでいた。
とても元気で夕食のトンカツと豚汁もほとんど食べていた。
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8時にはお友達のナガちゃんと一緒に寝てしまった。

翌朝4時過ぎに起きて、朝ごはんを食べる前に体調が一変し、顔が真っ青で頻脈状態が続き、これは剱岳登山どころではなく、早く標高を下げなくてはならないと新平さんと相談しながら対応を考える。
山岳警備隊も来てくれて、田辺先生とも連絡を取りながら最善策を考えてくれた。

結果、様々な方の援助で無事に自宅へ帰ることができたが、対応が遅れていたら最悪のことにも成りかねなかった。
いつも「剱岳をなめるな」と言っている私が、いかに愚かだったかがわかった。
今考えれば、体調不良のサインはあったのだ。
子供の目線で剱岳登山を見ていなかったことが悔やまれる。

歩美は、剱澤小屋で温かい人達と触れ合い、優しい対応を受けたおかげで、「また剱澤小屋に行きたい」と帰路で何度も話していたのが救いだった。
子供と登山を楽しむには、私には足りないものが在りすぎたと反省すると共に、剱澤小屋、富山県警山岳警備隊、仲間のガイド達の素晴らしさを改めて知ることとなった。

登山は一生勉強。

やっと晴れた剱岳へ [剱立山]

8月25日から剱岳へ。
別山尾根から早月尾根への計画で入山。
初日は例によって、土砂降りの雨。
雨が弱まるまで、ホテル立山の喫茶室で過ごす。
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ステーキランチは2100円。
私は見学だけなので味はわかりません。

小雨の中、剱澤小屋へ向かいます。
小屋に着いたら、再び土砂降り。
いつもながらタイミングが良い。
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立山ガイドの先輩でカメラマンの池田則章様の2018カレンダーが発売開始。
今年のカレンダーは出来が良いですね。
当方でも取り扱いしておりますので、注文よろしくお願いします。

二日目は4時から出発できるようスタンバイしておりましたが、7時過ぎまでかなりの雨が降りました。
この日は剱澤小屋が満室で、早月小屋も満室で、日帰りで登って富山へ降りてくるという選択肢しかなく、大雨でドロドロになった早月尾根を降りることは辞めて別山尾根往復に計画を変更。
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雨が止んだ瞬間に剱澤小屋を出発し、先行する登山者をドンドン抜いて頂上へ。
秋風がとても強く、寒い山頂でしたが、360度遮るものがない眺望が楽しめました。

降雨後の山はとても美しく、皆様は良い写真が撮れたようです。
11時半に剱澤小屋に帰着し、鍋ラーメンを戴きます。
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この流れはもはや剱岳登山の定番となっております。
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風が強くて逆剱は見えませんでした。

今回、アシスタントガイドを務めてくれた伊藤勇介チームも鍋ラーメンを食べて、全員で下山。
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「割烹あら川」で打ち上げをして終了。

やっと晴れた剱岳を満喫していただけました。
翌日の剱岳は大渋滞となったようで、この日に登り降りできて大変良かったと思います。


スッキリしません [剱立山]

夏休みも終わり、午後からゆっくり一ノ越山荘泊。

翌日は龍王岳東尾根の予定で、多少の雨ならお客様のトレーニングにもなるので行こうと思っていたが、雨風強く、しかも8月とは思えないほど寒く低体温の心配もある。
残念ながら中止して室堂へ戻りました。

次の剱へ行くお客様との待ち合わせ時間がかなりあるので、雷鳥荘でゆっくりのんびりさせていただいた。
それから剱澤小屋へ向かうが、雷の音が遠くに聞こえたので急いで歩き、ほとんど被害なく剱澤小屋に無事着くことができた。
私たちが小屋入りしてから、土砂降りの雨になった。

翌日の天気予報が良かったのだが、そんなに期待通りには晴れないだろうと思っていた。
朝4時に出発して、前剱へ登りだしたところで雨が降り出し、深いガスで視界も悪かった。
登山道が解らなくて右往左往している人もいる。
私たちはロープを結んでいるし、お客様二人はかなりクライミング経験を積んでいるので、この程度の雨はまったく問題ないのだが、濡れた鎖と岩に慣れない初心者も誰も帰ろうとしないことに驚いた。
これでは、山岳事故がなくなるはずはない。

自分たちが渋滞の原因になっているのにポーズを取って写真を撮ったり、トンチンカンなリーダーの指示で妙なルート取りをしてみたり。
ひたすら我慢して待つのみ。

山頂ではたくさんの登山者で賑わっていた。
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私たちは早月尾根を降りる予定だったが、富山側から吹く強い風と雨で諦めて別山尾根を下ることにした。

ヨコバイも大した渋滞がなくスムーズに降りれたのだが、平蔵ノ頭で下山ルートを大人数で登ってくるガイドグループに驚いた。
私たちが先頭だったので当然注意したのだが、意味が解らないようで、私が上がって説明したら理解できたようだ。
しかし、ショートロープで1対5で繋がっているので戻すわけにもいかず、頭から正規ルートへ誘導したのだが、ゲストの足元はフラフラで恐ろしかった。
数えたわけではないのだが、3名のガイドがおそらく全て1対5のショートロープ。
3名とも下山ルートを上がろうとする考えられない事態。

本人に確認したわけではないが、3名とも登山ガイドステージⅡで剱岳は職能範囲外。
濡れた別山尾根を1対5のショートロープは論外。
滑落を止められる自信があるガイドいますか?

職能を守って日々活動されているガイドの皆さん、どう思いますか?

日本山岳ガイド協会はこんなことすら指導できないんです。
なにが国家資格、なにが山の日なんだと。
職能を守らなくても処分されないなら、高い検定料と貴重な時間を掛けて資格検定など受ける必要ないです。

情けない想いで下山しました。