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考古学的剱岳 [剱立山]

秋の三連休は1日前倒しで、金曜から入山しました。
私的今シーズン最大関心事のイベントで、富山考古学会の踏査でした。

当日の天気をずっと前から気にして、ドキドキしてました。
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入山日も快晴!
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夜は剱澤小屋ならではの豪華メンバーで宴が始まる。

翌朝は超快晴。
暑くも寒くもなく最高に気持ちいい!
土曜は連休初日だったが渋滞も大したことなかった。
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そして、今シーズン一番のお天気に恵まれて山頂へ。
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立山ガイドの若手 細田 岳くんに手伝ってもらいました。

別山尾根は一人で三人までしかガイドしないと決めてますもので。
岳くんは、剱澤小屋の元スタッフ。
朴訥で頼りになるガイドです。
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そして調査開始。
私も金属探知機を初めて触りました。

何を調査しているかは内緒です。

そしてラーメンタイムにも間に合います。
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ビールで乾杯してからのラーメンは最高ですね。

今日、日曜日は下山です。
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逆剱岳。
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逆立山。

山よし、人よし、食よし、文句なしの剱ガイドが無事に終わりました!

残念至極 [剱立山]

写真家で登山ガイドの檢見崎誠氏とのコラボフォトツアーは天候に恵まれず、目的地に達することはできなかった。
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剱岳バリエーションルートでのフォトツアーは、9/11に剱澤小屋を出発して三ノ窓を目指したものの、一服剱から視界はなく、撮影どころか別山尾根登頂すら困難な状況になり、途中で中止せざるを得なかった。

剱澤小屋から室堂へ帰る途中で、土砂降りの雨となり、天狗平山荘へ駆け込んで山岳写真撮影の机上講習を行った。
目的を達成できず、参加者には大変申し訳なかった。
そして…。
既にニュースで流れていますが、未成年の単独女性が別山尾根下降中に行方不明となり、とても心配していました。
本日、最悪の結果を迎えました。 娘を持つ親としては、これ以上ない辛いニュースです。
心よりお悔やみ申し上げます。

この結果だけを見たら、彼女には批判される部分は多々あるのだとは思いますが、私は明らかに装備経験実力が不足していると思われる単独登山者を他にもたくさん別山尾根で見てきています。
・単独登山のリスクを書き連ねながらも、結果として単独登山を奨励するような雑誌媒体を目にします。
・別山尾根はガイドが必要なルートではないという話もよく耳にします。
しかし、自分にとって本当にそれが正しいのかを、よく考えて登山計画を作成して欲しいものです。

今回の事例を良く精査して、同じ結果を歩んで欲しくないと切に願います。
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剱岳は厳しくも美しい山です。
辛い想い出の場所にして欲しくはないと思います。
私も剱岳に沢山の方々が訪れてくれたらという思いで、何度も東京へ行って事前講習をやって来ましたが、事故を後押しする行動なのかもしれないと感じています。

沢山の方々を誘う山ではないのでしょうか。

剱のロングトレイル [剱立山]

初日は馬場島から早月小屋へ。
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台風15号の影響か、とにかく暑くて消耗した。
四日分の荷物も重くて、汗だくで小屋入り。
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美味しい夕食を戴いて、スタッフ飲み会に参加してから早めに寝た。

2日目は4時前にスタートして、6時20分に剱岳山頂へ。
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既に人がいっぱいで、早々に北方稜線へ。
ここからロープを結んで、最も安定したルートを選んで進む。
何度も往復しているが、この時期が一番安定している。
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左からチンネの頭、三ノ窓の頭、八ツ峰の頭。

好天には恵まれたが、この日も暑かったので、とにかく休憩を細かく取って、水分補給に注意を払う。

どんなに時間が掛かっても良いから、集中力が切れないように努めた。
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こちらは小窓王南壁。

池ノ谷ガリーは相変わらずボロボロで気を使う。
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チンネ左稜線を登るパーティが見えた。
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三ノ窓から見た富山の景色は最高!

発射台から小窓ノコルまでは残雪は全くなかった。
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小窓雪渓も安定していた。
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展望台からのモンローの唇と涎。

とにかく暑くて、気持ちが切れないように、みんなで頑張った。

池ノ平小屋は今シーズンから管理人が変わった。
私達は仙人池ヒュッテに泊まった。
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この景色が見たくて。

3日目は5時にスタートして、仙人谷の河原で朝弁当を食べた。

そして、今回の核心と考えていた仙人温泉手前の残雪は全く問題なかった。
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前日まで雪渓を潜っていた部分は、朝までに崩壊した様子で上からバンドをトラパースして回避できた。

今後、雪に乗らずに渡れるはずです。

雲切新道の下降も暑くて、かなり消耗した。
阿曽原温泉小屋には10時過ぎに着いた。
台風が心配だったので、この日に欅平まで抜けようかとも思っていたが、暑さでやられると思い温泉とビールで乾杯!
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ここはやはり天国です。
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ランチは泉さんがスペシャルカレーを作ってくれた。
最高に美味しくて、おかわり!
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昼寝と温泉と宴会を繰り返し、夕食も豪華。

みなさん、幸せを感じていたようで。

最終日は、ようやくの雨。
5時にスタートして、雨は降ったり止んだり。
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雨具を着て、サウナ状態。
でも、景色は凄い!
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何度か登らせていただいた黒部の怪人も、いまや誰もいなくて寂しい限り。
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10時30分に欅平に到着。

暑くて長かった4日間。
全員で毎日笑い続けた楽しい山旅も終了。
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トロッコで飲むビールも最高でした!

秋を感じる山の中で [剱立山]

昨日は別山尾根ガイドで3時に起床、4時に出発予定で動いていたら、雷雨が激しく一旦停滞として剱澤小屋で待つ。

4時30分くらいにヤマテンから予報修正メールが届いていた。
6時30分くらいに雨が止んだので、出発した。
お客様は70歳代後半のお二人でした。
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剣山荘を過ぎてから、再び雨足が強まってきた。
お二人の歩くスピードや技術も登頂するにはギリギリで、何より高齢者には低体温症が心配で一服剱まで行かずに帰ることにした。

剱岳頂上に立っても、別山尾根の下降は登り以上に体力を消費するので、登りと同じ時間が掛かるのが常だ。

私のお客様は70歳以上の方も多いのですが、絶対全力を出し尽くさないように注意しています。

安全を確保することがガイドとして当然の仕事なので、この日、この時間の悪いコンディションの中でお客様を危険に晒すことはあり得ない。
悪いコンディションで登り続ける人々は、それがクセになってしまいがちで、いつか事故に繋がる可能性がある。

特に高齢になると判断も甘くなり、状況の変化にも鈍感になりがちなので注意が必要です。

余談だが、私がガイドした一番の高齢者は89歳男性。
ルートは西穂から奥穂で、西穂山荘を3時に出発して、午前中のうちに穂高岳山荘に着きました。
この方は、登山歴は短いが日々のトレーニングを真面目に取り組んでいたので、ホントに強かった。

高齢者ほど、日々のトレーニングが必要だと感じた経験だった。

今回、登れなかったお二人も、足りなかった部分をトレーニングして来年またチャレンジしたいと聞いて大変嬉しく思った。


秋の空 [剱立山]

8月31日から秋雨も休憩しそうだったので、剱澤小屋へ。
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凛とした空気に聳え立つ剱岳を眺めると、何度通っても緊張感に包まれます。

剱澤小屋には新たな彫物があります。
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なんかホッコリしますねー。
名前はガンちゃんらしい。

さて、翌朝は南壁へ。
ここは優しいピッチが続きますが、展望が良く気持ち良いルートです。
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気温も低く風もあって、かなり寒かったです。
お客様も手が冷たくなり、カイロで温めながら、ゆっくりと登りました。

4ピッチ目リード中に更に寒くなり、白いものがチラッと降りました。

雪というより、氷でした。
一瞬で止みましたが、9月1日なのに驚きました。
気温を見たら2℃でした。

これからは寒さ対策をしっかりと準備する時期ですね。
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山頂も人が少なくなりました。

別山尾根も登山者が少なくなり、サクサクと降りれます。
剱岳は9月に入ると急に登山者が減りますので、静かな剱岳を楽しみたい方にはこれからが狙い目かもしれません。

別山尾根下山中は気温も上がり、Tシャツで充分となりました。
時々、パラパラ雨が降ったり、急に陽射しが出てきたり。


男心と秋の空。
天気は変わりやすく、朝昼晩の気温差も激しいので体力も消耗します。
コントロールが難しいですが、これも登山力です。
予測と現実と現場での対策…。

今日は朝から雨で、日帰りの越中駒ヶ岳は中止。
明日から、また剱澤小屋に入ります。
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雪渓の状態もかなり変わっていきますので、注意が必要です!



自然相手ですから [剱立山]

秋雨前線がしばらく停滞しそうな富山です。
自然相手なので、本来の予定を変更することも必要です。
26日に剱岳から一旦下山。

27日は龍王岳東尾根へ。
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午後遅くなればなるほど、リスクは高まりそうなので、一時間で登り終えた。
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本来は景色の良い場所なので、のんびりと登るべきなのだが仕方ない。

そして、天狗平山荘泊。
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静かにのんびりと過ごすには最高の場所。
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名物親父もお元気でなによりです。

28日は絵に描いたような悪天候。
立山駅に降り、登山研修所を借りて基礎的なクライミングの練習。
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しばらくは時を待つのみ。
自然相手ですから逆らっても負けるだけ。



八ツ峰Ⅵ峰Cフェース [国内クライミング]

この週末はチンネ左稜線へ。
真砂沢ロッジに宿泊して、朝3時に出発。
長次郎谷に入ったら、雨が降り出したが回復を期待して登り続けた。
一二峰間ルンゼ前は右岸側の岩に乗り移る必要があるが、かなり微妙な状態で、これからの雪渓状態によっては飛び移れなくなるかもしれない。

右岸側の岩から、本流をトラバースすると池ノ谷乗越までは雪渓を踏まずに達することができる。
例年より、長次郎谷の雪渓は減りが早い。

Ⅵ峰から上は深いガスに覆われていて、チンネで天気待ちをするにも、午後からの雨予報で時間に余裕がない。
幸い目の前にあるCフェースはガスも掛からずに快適そうに見える。
気温も低く、濡れたチンネは諦めて、Cフェース剣稜会ルートに取り付いた。
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立山ガイド協会の後輩 松田ガイドと2パーティに分かれて登るが、岩は冷たく手足の感覚が乏しい。
しかし、このルートには慣れているし、困難なピッチもないので快適にロープを伸ばせる。
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4ピッチ目の名物ナイフリッジからの高度感は素晴らしく、バックの長次郎雪渓と源次郎II峰が日本離れした雰囲気を作り出している。

チンネ左稜線は、もちろん日本を代表するアルパインルートだが、このルートも剱岳を象徴するルートの一つである。

クライミング中は、稜線も展望が開けていたが、終了してからは再びガスに覆われた。
長次郎谷を下降して、剱澤小屋へ急いだが本降りの雨に濡れた。

この日の天候の中で、やれることは最大限にできたと思う。
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今朝は剱澤小屋で久しぶりに朝食を済ませてから下山。
残すところ、あと1ヶ月半となった夏剱だが、お客様全員が笑顔で帰れるよう日々努めたい。



秋雨前線 [剱立山]

台風10号が過ぎてから山は一気に秋に変わったような気がします。
これからは秋雨前線を見ながらの登山となりそうです。

剱岳も風雨が続きそうだったのですが、21日朝にチャンスがあると考えて入山しました。
昨日は、朝から強い雨が降り続け、剱御前小屋に到着する前は冷たい雨風に晒されて、真剣に低体温症を心配しました。
剱御前小屋で暖かいストーブとお茶を戴いて助かりました。
こういう時、山小屋の存在に有り難みを感じます。
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剱沢方面は何も見えず。
昨夜は剣山荘に泊まりました。
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夕方になり、やっと対岸の剱澤小屋がみえました。

今朝、3時半出発予定でしたが、2時に外に出て状況チェックしたら、霧雨で風もかなり強く、気温も低かったので、様子を見ることにしました。
他のパーティーは4時に出発して行きましたが、私達は結局中止しました。
登れない天気ではないけれど、行かない方が良いと感じて下山しました。
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良く見る雷鳥の親子ですが、子供が随分大きくなりました。

先週までは暑さに対する準備が必要でしたが、これからは寒冷に対する準備が必要です。

そして、天気予報に振り回されて安易に中止せず、剱岳の特性を考えながら情報収集して、与えられたチャンスを逃さないように。
雨マークが付いていても。登れる時間帯があることも多いです。
少ないチャンスを掴むことも登山の醍醐味ではないでしょうか。

夏が終わっても、まだまだ登れますよ!

熊さんに出会った [北陸]

この週末は金曜日から赤木沢へ行く予定だった。
しかし、台風10号が過ぎた後も台風一過とはなりそうになく、しつこく霧や雨が残りそうで中止とした。
金曜日は山に入らず、えび寿司でどこへ転進するかのミーティング。
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美味しいものを手品師のように作ってくれる、えび兄さんにはいつも感謝!

いつもは剱岳に登ってからの慰労会で利用させていただき、お客様方は全員幸せになってから帰路につかれます。
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土曜日は剱岳西面大展望を楽しもうと、クズバ山へ。
主に残雪期に登られ、西大谷尾根上にある剱岳に最も近い山です。

午後から展望が良くなると考えて、出発を遅らせたが、ずっと霧が深く剱岳は見えなかった。
えび寿司Tシャツに描かれた剱岳を楽しみました。
下山中は雨も降って、山には湿気がいっぱい。

そして、登山口まであと少しの所で「グルルッ!」と重低音の地響きがした。
藪の中に熊がいて、おそらく5mくらいの距離か。
声と音を出したが、離れる様子がなかったので、ストックのキャップを外して襲われた時の準備をした。
とにかく、お客様方を逃がさないとならない。

今まで、何度か熊とバッタリは経験してきたが、ストックとかピッケルとか尖ったものを向けて、声を発すると立ち去ってくれた。
私は、学生時代から社会人時代に極真空手や総合格闘技を真剣にやってきたので簡単にはやられない気持ちがあるが、一般的には立ち向かうのは辞めた方が良いでしょう。

今回は、姿が確認できず睨み合いがしばらく続いたが「グルルッ!」という声が少し上に移動したような気がしたので、その間にゆっくりと下山を開始した。
こちらが動き出すと、どういう反応をするか不安だったが何事もなく済んだ。

この夜は馬場島荘に宿泊。
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星野君、頑張っているので、みなさん御利用ください。

翌日は赤谷山へ。
朝4時に出発して、ブナクラ谷の右岸高巻きで、またしても熊の気配が。

さっさと通過して、ブナクラ谷を詰める。
まだまだ、藪が多くて暑くて大変だが大展望に癒される。
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雄大な毛勝三山をバックにひたすら藪漕ぎ。
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やっと剱岳に逢えました。
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ここは何度来ても癒される場所です。
剱ダンチョネ節が出てしまう。

下山時、朝熊の気配を感じた所で「クルルッ!」と軽い音がしたので見たら、熊が横を向いていた。
こちらに興味がないようだったので、そのまま通過した。

我々が熊の領域を侵しているので、通過させていただけるよう、こちらの存在を知らせる努力は必要だと思います。
熊鈴は、人を恐れている熊には効果的だが、人を恐れていない熊にはどうなのだろうか。
我々は熊がいる山だと認識して、他に登山者はほぼいないだろうという想定で、両日とも熊鈴は付けていました。

熊と人がお互い不幸にならないように、バッタリトラブルを避ける工夫をしないと。

下山したら、マダニが足に3匹くっ付いていましたが、可愛いもんです。

山のマナーって [Guide]

連日の猛暑で疲れも溜まってくる頃です。
水分を取り体調を整えて、山に登りましょう。

台風10号の影響を考慮して今日からの赤木沢は厳しい状況で、これからを思案中です。
夏の時期は登山者が増えて、いろいろ感じることも多いです。
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まずは、挨拶。
「こんにちわ」と挨拶することは基本的に良いことだと思います。
しかし、何十人ものツアーにやられたら、さすがにシンドイです。
下山者が多い午後も同様です。
そういう時には、黙礼だけするようにしています。
この夏の午後、雷鳥坂を登っている時に、降って来る男性に黙礼したら「なんか言えよ!」と言われました。
挨拶の強要は、どうなんでしょう。
ちなみに、私は子供からの挨拶は必ず全部返事をするようにしています。
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次にスレ違い。
基本は登り優先なのでしょう。
しかし、登りで充分なスレ違い幅のある道で、下山者に遠くから待たれると精神的に辛いものがあります。
スレ違いできる場所で、スマートに譲り合いたいものです。
お客様の体調が優れずに登りで時間が掛かる時に下山者へ「先に降りてください」と言っても「登り優先だから」と動かない頑固者もいます。

また、スレ違い時は山側で待つように教育を受けているので、動いている登山者は崖側を歩かねばならない。
技術、体力、経験がある登山者は、時に危険な場所では崖側で待ってあげる余裕を持ちたいものです。

多くの方が、一番踏まれている場所から絶対動かないので、登っている方がガレ場やザレ場などの登りづらい道を登らねばならない。
静止している人が安全な場所にいて、動いている人が危険な場所を歩くという変な構図になる。
登山者のために、一歩ズレて道を開ける指導をして欲しいものです。

そして、熊鈴。
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これは実にうるさい。
雷鳥も逃げてしまうし、私も逃げたくなる。
昼間の登山者だらけの雷鳥坂で熊と出会えますか。
必要を感じない時はしまいましょう。

大声で話しながら、歩く人々。
山は本来静かな場所です。
それを楽しみに来ている人がいます。
仲間達と気が大きくなって騒ぎながらの登山は危険以外のなにものでもありません。
山と関係ない世間話をしながら歩く人々は、迷惑なので、人がいない山でやってください。

最後に写真撮りながら。
タテバイやヨコバイなどの名所での撮影しながら登山は、渋滞の原因になります。
私も登山中に写真を撮りながら行動しますが、止まった状態で時間に余裕がある時に撮ります。
後ろで人が待っている時や動いている時には撮りません。
撮影時は視野が狭くなりますし、撮影に集中してしまうので次の行動への集中に切り替えが難しいで危険にも繋がります。
私のお客様で、危険な場所でも歩きながら撮影している方がいて何度注意しても辞めないので、以降ガイドを拒否したケースもあります。

山に登山者が増えることは、とても嬉しいことです。
数が増えると問題も生じますが、みんなが快適に過ごせるよう、他人を気遣って行動したいものです。
たたし、危険なことにはシビアに立ち向かいたいです。

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