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夏休み [ハイグレードハイキング]

まあ、そんなことでいろいろ嫌なことが続き、13日に下山して夏休みにすることにした。
身体より精神的に参っていたので、リフレッシュしないとヤバイと感じた。

14日に急遽、天狗平山荘に泊めていただく。
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ここはリラックスできる空間。
剱岳が見えて、星も、富山の夜景も見える素晴らしい楽園。

翌日は立山登山。
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昨年は雨の雄山だったが、今年は大汝山まで足を伸ばした。
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龍也は大汝山の直下で膝を岩にぶつけて大泣き!
だいたい、この男は誰に似たのかリアクションがオーバーなので、周りが心配するのだ。

でも、無事に富山最高峰へ。
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三人共、一年で知らないうちに随分成長したと感じた。

私には子供達と遊ぶのが一番のリラックス。

16日は富山も大雨でした。
午前中は溜まった事務作業を終えて、総合体育館でウエイトトレーニング。
午後からボルダリング。
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やはり、クライミングは原点!

あと3日、子供達とたっぷり遊んでからガイド復帰したい!
たぶん、できる!かな?

山の日は [Guide]

今年も山の日は剱岳にいた。
雷鳥沢のテントは500張を超えたそうな。
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TJARも12日に剱岳を通過して来たが、すれ違う選手の皆様は礼儀正しく、謙虚で爽やかな方ばかりで清々しい気持ちになった。
山の日に山小屋で心が折れることがあり、塞ぎ込んでいた。
もう山にはいたくない、そのトラウマを克服するには時間が掛かるが、キャンセルもあって長い夏休みを取れたので、その間に落ち着きたい。
ガイドという職業は一般登山者に迷惑をかけてはならないし、立ち振る舞いもお手本になるべきだと思っています。
あまりに悔しく情けなく、こんなことは書きたくないが…。
みんな楽しみに山に来てるのだから。
こんな世の中で、山くらい平和であって欲しい。
暴力、暴言、恫喝、誇張、絡み酒、悪しき古い山屋の慣習を持ち込んで欲しくない!
そんな時代は終わりにして欲しい。

今年は嫌なことがまとめて私に覆い被さる年。
負けないように強くありたい。

八月の空 [Guide]

山の上は時々ヒンヤリと秋の空気を感じるようになってきました。
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手術しないという決断をしてから、初めての夏。
膝の靭帯は切れたままですが、奇跡的に毎日のガイドでは支障なく動けています。

近日の踵の痛みも、シューズとインソールの変更により楽になりました。

難しいクライミングの仕事はもうできない身体ですが、剱岳を歩けるというだけで満足しなければならないと自分を納得させています。

私はダサい男だと自分でも思い、深い挫折感を味わう出来事も多々あります。

でも考えてみたら、
いつ上から岩が落ちてくるか解らない環境で、雪渓崩壊がいつ起きるかわからない環境で、日々過ごしていられるのは、随分と運が良いと思うようにして挫折感をやり過ごすことでしょうか。

いつか来るその日を考えながら、後悔しないように今日を大切にしたいと思っています。

私は事故で両脚がない男とアコンカグアに行ったことがあります。
彼の苦悩から比べたら、私など問題ではない。

今日はレスト日。
心穏やかに過ごせますように。

私のようなガイドを選んでくれるお客様に感謝して!

長次郎谷 [剱立山]

毎日暑い日が続きますねー
昨日は長次郎のガイドでしたが、状況良くないです。
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警備隊からの情報で悪いことはわかっていたが、やはり自分の目で見て、行けるところを探して、ダメなら敗退することで剱澤小屋を出ました。

熊ノ岩から左俣を見に行ったが、とても登れる状態になく、源治郎尾根へのトラバースも雪渓の状態が悪い。
右俣に上がることにしたが、最初のクレバスを超えたところでスノーブリッジを潜る。
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おそらく今日か明日には崩壊するだろうが、やはり死の匂いがする嫌な感じだ。

右側のシュルントを利用したり、側壁クライミングしたり、弱点を縫いながら池ノ谷乗越に出て、ホッと一息。

北方稜線上、長次郎ノ頭までは、まだ浮石も安定しておらず注意が必要です。
ここから鍋ラーメンを求めて猛ダッシュ!
無事に剱澤小屋に時間内到着。

一説には今年は三月の降雪が少なく、それが影響してクレバスができやすいらしいです。
三月の重い雪が、二月までの軽い雪を沈降させますが、圧密されなかったのでこんな状態になっていると。

今後は台風13号がどう影響するか、心配です!


高山植物の宝庫 朝日岳へ [北アルプス]

7月の最後は朝日岳へ。
ここは北アルプスの北端で高山植物の宝庫。
日本国内では朝日岳より北にこれ以上高い山はない。

どのコースを取っても朝日小屋までは遠い道のり。
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私達は北又からピストンするが高額のタクシー料金がネックになる。
しかし、補助金もあるので人数を集めるなどして工夫すると良い。

暑さ厳しい日だったが、下部は樹林帯で時折吹く風が気持ち良い。
昼くらいに朝日小屋へ到着。
御主人の清水ゆかりさんに挨拶して、その日のうちに朝日岳へ。
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小屋は台風後の影響もあるのか、空いていてのんびりお酒を飲みながら過ごした。

富山の幸をこれでもかというくらい満載した夕食は素晴らしい。
高山植物や食事の写真は膨大な量になるので私のFacebookでご覧ください。
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そして、日本海へ沈む夕陽を見ながら過ごせる時間はこの小屋でしかできない贅沢でしょう。

私は今まで栂海新道ガイドはテント泊で雪のあるシーズンに3回催行してきましたが、晩秋に朝日小屋からスタートするのも贅沢で良い栂海新道と思います。
今年は10月に予定していますので、ご一緒できる方がおられましたら。
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受付のゆかりさんに宿泊予約の電話が頻繁に掛かってきていましたが、「出発時間が遅すぎる!」とほとんどの方に注意を繰り返していました。
血圧は大丈夫かと心配になりましたが...。

朝日小屋にたどり着くためには、明るくなってすぐに出発するくらいで良いでしょう。
最近の登山者は山を舐めているというか、他人のデータを鵜呑みにする傾向があります。
ネットに記載される山行記録は自慢ネタが多く、そんなものを鵜呑みにすると危険です。
山はなにがあるかわからない。
なにかあったら、2時間や3時間直ぐに経ってしまいます。
まして、朝日小屋周辺は携帯電話はほぼ通じません。
最近のスマホ依存型の登山者やガイドさんには厳しいエリアです。

余裕を持って早く出発することで、全ての行動に余裕が生まれ、心も身体もリラックスして良いパフォーマンスを発揮できます。

台風12号 [剱立山]

今週末は台風12号が日本に影響を与えそう。
今日から早月尾根へガイド予定だったが中止しました。
早月小屋に入って、明日早朝登って急いで降りるプランも考えたが、急いては事を仕損じる。

台風に強い剱岳だが、今回は台風が珍しい動きをしているので慎重になってしまった。
結果的に、登山には影響ないかもしれないが、お客様の命を預かる身としては、慎重過ぎるくらいで良いと考えています。
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新しいスマホケースも届きました!
台風過ぎたら、また頑張ろうって思います!

別山尾根にて [剱立山]

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つい三年前くらいまでは、別山尾根をガイドすることはほとんどなく、バリエーションルートから剱岳に登って、別山尾根を下るという型が多かった。
リピーターのお客様でも、別山尾根を降ったことはあるけど、登ったことは無いという方も多い。
しかし、ここ二年は別山尾根をガイドする機会が増えてきた。
剱岳を初めて登るお客様と接する機会が増えているということなので、喜ばしいことではある。

別山尾根にはいろんな登山者がいる。
最近、私は良く注意される。
「そこは道、間違ってますよー」とか。
岩が堆積した登山道や、残雪が消えたばかりの登山道は、時に歩きやすい場所が変わることがある。
印がついている所がいつでもベストとは限らない。
私はその時に最も安全で楽な道をお客様に合わせて選んでいるので、静かに見守ってください。

時間がない時やお客様が消耗している時、前剱を踏まずに巻くことがある。
そうすると、関係ない登山者が「あんた、前剱を通らなかっただろ…」

下山時に、誰も登って来る人がいないので、登りの鎖支点にちょっとロープを掛けてビレーしたら、「そこは登りの鎖だから、下りの鎖を使えー」
触ったらいけないのか。

叱られてばかりで、萎縮しております。
なんか小姑のような男が最近多いなぁと思う。

前にも書いたが、相変わらず山頂近くなると、「もう頂上は近いぞ!」「もう一踏ん張りだ!」と激励の言葉を掛けていただく。
もう随分慣れて来たが、やっぱり私は山岳ガイドに見えないのかと精神的に傷付く。
こんなに顔が黒いのに。
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とにかく何か言いたくてウズウズしている人が今夏も目立つ。
別山尾根の人間模様はいろいろ…。
私は話しかけやすい雰囲気があるのだろうか…。


同じような山岳事故が続きませぬよう [RESCUE]

今夏は山岳事故が頻繁していますが、その事故が繰り返されないような仕組に繋がっていないように思います。
同じような事故は防ぎたいものです。

流れてくる情報は、年齢、性別、事故現場、受傷内容くらいのものです。
ここからどうやって再発防止策を考えたら良いのでしょうか。
事故者本人の個人情報を守秘することは当然ですが、事故原因を掘り下げて、次に繋ぐことは必要なのではないかと思います。

これは昔、日本山岳協会を主体に横断組織を作ってやっていた時期もありましたが、山岳会衰退期の現在では自然消滅したものと認識しています。

登山人口が増加し、ジャンルも広がり、多様な登山者が生まれ、他方ガイドビジネスが乱立している今はSNSなどを利用して、もっとタイムリーに、即効性のある仕組があると良いように思います。

最近はガイドの事故もありました。
私はガイドの仲間として、情報共有して防止策に繋げられたら良いと思います。

でも、そこは触れたがらない雰囲気がある。
何か釈然としないのです。

人間は間違える生き物ですから、山岳事故事例の情報共有ができる環境が欲しいと思います。

というか、何とかしたいと思います。
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暑い日が続く剱立山 [剱立山]

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ここ数日は各所で猛暑日が続いていますが、仕事場である剱立山の高山でもやっぱり暑い日が続いてます。

充分な睡眠と水分補給に留意しながら登山を楽しみましょう。

私は健康診断で肺ガンの所見ありとのことで、ガイド予定をキャンセルして、一旦下山して精密検査を受けましたが、健康そのものということがわかり、安堵しております。

また、新たに頑張ります!

剱岳シーズンの始まり [剱立山]

夏の剱岳ガイドスタート初日に、北陸も梅雨が明けました。
今シーズンもとても縁起が良い。
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剱澤小屋に着いたら、男性スタッフは全員で剱沢のトレースカットをやってました。
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事故防止に繋がる地味な作業に頭が下がります。

トレースは出来ていますが、降雨後は直ぐ状況が変化しますし、早朝は雪も硬いので、アイゼンは保険として必ず携帯すべきです。
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多くの人が往来する別山尾根は、剣山荘と一服剣の間に1箇所残雪があります。
ステップカットしてありますが、ここ数日の雨で、ステップが緩んできていますので注意が必要です。

一服剣を超えたら、残雪を踏むパートはありません。
タテバイ手前のシュルントも1m以上空いているので安全に通過できました。

剱澤小屋では、今夏シーズン最初の宿泊客にさせていただきました。
今回は3泊しましたが、毎食メニューが変わる美味しい食事と温かいシャワーを浴びて、我家のようにリラックスできました。
新人スタッフもみんな良い子達で、ホスピタリティもバッチリです。

この夏も変わらず剱岳に通う楽しみができました。

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