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そういう人 [アイスクライミング]

私はアイスクライミング初心者の講習を行う機会が多く、いろんな人に楽しさを味わって欲しいと思って活動しています。
しかし、残念なこともたまにあります。

昨年も某講習会で若い女の子がピカピカのpetzlクォークとリンクスを装着していて、私が「おっつ、買ったの?」と聞いたら「私、頑張って買いましたよ!」と楽しそうに登っていました。
翌日はパートナーとルートに登るそうで、楽しみにしていた様子を覚えています。

しかし、翌朝玄関でずっと立っている彼女を見つけ、「どうしたの?」と聞いたら「クォークとリンクスが無くなったんです。誰か間違って持って出ないか、ずっと見てます。」と。
非常に高価な新品のピカピカのアイスアックスとアイスアイゼンを間違えるはずもなく、盗難の可能性があると感じるしかなかった。
小屋とも話をしたが探せるわけもなく、私は「こんなことでアイスクライミングを辞めないでね。」という他はなく、彼女に哀しい想いをさせたことをずっと悔しく思っていた。

昨日、下山してきた登山口でその彼女と久しぶりにバッタリ。
「本郷さん、私のこと覚えてます?」と。
忘れるはずもなく、「アイスやってる?道具はどうした?」と聞いたら「また、買い直しました。」と。
嬉しくもあり、哀しくもあった。
あの時のことを思いながら「自己防衛するしかない。」ということを話し合いました。
大切な道具は布団の中で抱いて寝るしかないのです。

私のお客様もなくなった登山用品はたくさんあるし、私の道具もたくさんなくなりました。
しかも、新しいものばかりなくなります。
デポした私とお客様のスノーシューがなくなったこともあります。

話は変わりますが、昨日登った滝で缶酎ハイを飲んでいたクライマーがいました。
その方は左側の優しめのラインをフォローで登っていたのですが、ずっとテンション掛けたまま各駅停車で登っていました。
その後、トップロープで登っていた時はアックスが手から離れ、取付きにノミックが飛んできて大騒ぎになりました。
なんかおかしいなと思って、注視したら缶酎ハイを飲んでいました。
登り終わってから飲みだしたのか、飲んでから登ったのかは定かではありませんが、私がそれに気付いてじっと睨んでいても、知らんぷり。

上記2件は書きたくもない嫌な話ですが、そういう人もいるということで、自己防衛を考えることが必要だと思いました。
「人のものを盗むな」「登山中に酒を飲むな」などは程度が低すぎる話で、そういう人にやめましょうなどとお願いするレベルではない。
私達は、そういう人から被害を受けないように、いわゆるリスクマネジメントに入れる必要があると考えます。
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せっかく美しい山を楽しみに来たのだから、嫌な想い出にしたくはないものです。

朝から嫌な話で失礼しました。



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