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別山尾根にて [剱立山]

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つい三年前くらいまでは、別山尾根をガイドすることはほとんどなく、バリエーションルートから剱岳に登って、別山尾根を下るという型が多かった。
リピーターのお客様でも、別山尾根を降ったことはあるけど、登ったことは無いという方も多い。
しかし、ここ二年は別山尾根をガイドする機会が増えてきた。
剱岳を初めて登るお客様と接する機会が増えているということなので、喜ばしいことではある。

別山尾根にはいろんな登山者がいる。
最近、私は良く注意される。
「そこは道、間違ってますよー」とか。
岩が堆積した登山道や、残雪が消えたばかりの登山道は、時に歩きやすい場所が変わることがある。
印がついている所がいつでもベストとは限らない。
私はその時に最も安全で楽な道をお客様に合わせて選んでいるので、静かに見守ってください。

時間がない時やお客様が消耗している時、前剱を踏まずに巻くことがある。
そうすると、関係ない登山者が「あんた、前剱を通らなかっただろ…」

下山時に、誰も登って来る人がいないので、登りの鎖支点にちょっとロープを掛けてビレーしたら、「そこは登りの鎖だから、下りの鎖を使えー」
触ったらいけないのか。

叱られてばかりで、萎縮しております。
なんか小姑のような男が最近多いなぁと思う。

前にも書いたが、相変わらず山頂近くなると、「もう頂上は近いぞ!」「もう一踏ん張りだ!」と激励の言葉を掛けていただく。
もう随分慣れて来たが、やっぱり私は山岳ガイドに見えないのかと精神的に傷付く。
こんなに顔が黒いのに。
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とにかく何か言いたくてウズウズしている人が今夏も目立つ。
別山尾根の人間模様はいろいろ…。
私は話しかけやすい雰囲気があるのだろうか…。


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